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三重変異株-B.1618の日本侵入 [コロナウイルス]

インド東部の西ベンガル州で新型コロナウイルスB.1618が検出された。インドで見つかった二重変異株B.1.617から進化したB.1618は、さらに感染力が強い。インドの感染症医マドフカル・パイ氏は「この変異体は三重変異株で、感染速度も従来のウイルスより速い」と説明している。


WHO世界保健機関のイーゴリ・ペレギネツ(緊急事態体制準備プログラムの執行役代理)は、「現時点で、このウイルスの変異株が治療用の抗体の効力を無効化し、コロナ感染を経て取得された抗体も無効化する恐れがあるとわかっている」

WHO欧州地域局のハンス・クリューゲ事務局長は「どんな国でも自衛策が緩み、大規模集会が行われ、ワクチン接種率が極めて低い場合、ウイルスが猛威を振るう理想的環境になる。インドと同じ状況はどの国でも起こりうる。」


日本政府は「水際対策や監視体制の強化」(加藤官房長官)と意気込むが、世界で主流となった変異株の侵入を「漏れなく」許している。 空港検疫は、ウイルス量が少ない場合・時期には感染していても陰性と出やすい抗原検査を採用しており、このままでは「三重変異株」感染者が入国し、新型コロナウイルスB.1618が日本国内に襲来するリスクは高い。


sputniknewsー2021年04月29日 記事などより


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