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「愛国ネットメディアが絶対報じない尖閣問題」講演会--沖縄タイムズ-2021年04月17日 [ユーラシア・東]

沖縄タイムズ-2021年04月17日-【WEB限定記事】-「愛国ネットメディアが絶対報じない尖閣問題」講演会で見えた、日本と中国の温度差--より覚書
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講師の泉川友樹さん(42)は沖縄県出身。中華人民共和国との貿易促進の日本国際貿易促進協会の業務本部次長を務める。
2014年に第2次安倍政権と習近平政権の間で「4項目合意」が結ばれた。それで両国が見解の相違を認めた上で事態をコントロールすることになったため、以降、中国公船が尖閣諸島の領海に侵入する回数は減っている。
領海の外側の広大な海域には日中漁業協定が適用され、両国の当局がそれぞれ自国の漁船を取り締まる決まりだから、日本漁船が中国公船に追尾されることはない。中国政府は現在、自国の漁船が尖閣周辺に行くことを認めていない。
中国公船が領海に長時間とどまるのはほとんどが日本の漁船を追跡したケース。広い海でいくらでも漁ができるのに、なぜあえて追いかけられるリスクがある狭い領海へ行くのか「中国は漁業ではなく政治目的とみなしている」という。日本の「漁船」の中には「愛国保守団体」の船がある。
 報道で「海警局に武器使用を許可する法律」と紹介される中国の海警法については、講師の泉川友樹さんは「武器使用を抑制する法律だ」と条文を紹介した。船舶が装備する武器を使えるのは「反テロリズムの任務」「深刻な暴力事件の処理」「攻撃を受けた場合」に限定されている。泉川さんは「機関砲で日本漁船を砲撃することは不可能だ。」「海警法をきちんと読みましょう」と話した。
沖縄県・尖閣諸島の久場島6.jpg

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