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人生100年時代の医療・介護サバイバル--2019 [介護]

人生100年時代の医療・介護サバイバル
人生100年時代の医療・介護サバイバルc.jpg副書名 親と自分のお金・介護・認知症の不安が消える
著者名1 中澤 まゆみ /著 
出版者 築地書館
出版年 2019.9
ページ数 254p
大きさ 19cm
ISBN 978-4-8067-1587-0
新潟市図書館収蔵 豊栄館 NDC分類(9版) 364.4


一般件名 介護保険
内容紹介
自分自身と親が「長生きしても幸せ」な人生を送るためにはどうしたらいいのか。介護保険などの制度を利用してケアのお金を賢く減らす方法、地域のケア資源の見つけ方、介護離職を避ける方法などを紹介する。


2年ごとに変わる介護保険制度。
老後の医療費と介護費への不安。
将来、5人に1人はなるという認知症。

人生100年時代、介護は必ずやってくる。
介護する側もされる側も、
生き方やケアのあり方を自分自身で決めるには、
まずは制度やサービスの内容を知ることから。
団塊世代、介護まっただなかの著者が、
自らの実践と取材を通して得られた
豊富な実例と情報の数々を通してアドバイスする、今日から役立つ本。


目次
第1章 介護保険の行方
第2章 介護のお金が足りない
第3章 制度を利用してケアのお金を賢く減らす
第4章 地域のケア資源を見つける
第5章 介護離職をしないために
第6章 あなたと家族が認知症になったとき


著者等紹介
中澤まゆみ[ナカザワマユミ]
1949年長野県生まれ。雑誌編集者を経てライターに。人物インタビュー、ルポルタージュを書くかたわら、アジア、アフリカ、アメリカに取材。その後、自らの介護体験を契機に医療・介護・福祉・高齢者問題をテーマにした著書を多数出している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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人生100年時代の経済-急成長する高齢者市場を読み解く-2019;0325 [介護]

人生100年時代の経済-急成長する高齢者市場を読み解く    

The Longevity Economy:Unlocking the World's Fastest-Growing.Most Misunderstood Market
著者 ジョセフ・F.カフリン 〈Coughlin,Joseph F.〉/訳  依田 光江(よだミツエ)
出版者 NTT出版
B6判/: 18.4 x 13 x 3 cm;6,365p
ISBN-13: 978-4757123731
出版:発売日: 2019/3/25 
税込価格 ¥2,916(本体¥2,700+税)

県立図書館収蔵  資料コード 0010019306552  NDC分類(9版) 675


内容紹介 高齢化は危機ではなく好機。未開拓のビジネスチャンスを探せ! さまざまなプロダクトの成功/失敗事例をもとに、企業が高齢者市場で成功するための秘訣を公開する。

高齢人口の増加は経済と社会をどう変えるか?
人生100年時代を迎え、「老後」の意味が変わった。世界一の少子高齢国である日本でも平均寿命は毎年過去最高を更新し、65歳以上が3割を超える2025年問題が目前だ。本書では高齢化社会の課題について最先端の研究を行うMITエイジラボの所長が、今後の消費経済で重要な位置を占める「ベビーブーマー世代」と呼ばれる戦後生まれの新しいシニア層の生き方や価値観、嗜好を徹底分析。高齢期の人たちが生活に取り込みやすいIT(情報技術)やプロダクト、サービスの新しいかたちを示すとともに、私たちの誤った高齢者像を打ち砕く。高齢化は危機ではなく好機であるというメッセージを徹底して伝える希望の書。

高齢者を弱者と見なす時代遅れのイメージと、ITや医学の恩恵を享受するこれからの高齢者の実態との乖離は広まるばかりだ。米国だけで年間8兆ドルにのぼるシニア向け市場に注目し、さまざまなプロダクトの成功/失敗事例をもとに、私たちの年のとり方を変えるデザインとイノベーションを提示する。



企業が高齢者向けビジネスで成功するには、
高齢消費者が本当は何を望んでいるかを
理解しなければなりません。
生命や安全のために必要なものではなく、
彼らをわくわくさせ、幸福にするものは何かを
知る必要があるのです。  

 消費者のジョブ(仕事・目的)を的確に理解することで、企業は人生100年時代の経済のなかで大きな失敗をせずにすむ。とはいえ、若い男性が主導する企業や業界にとってそれはなかなか高いハードルだ。
 実際、老いについての物語は強力なので、若者だけでなくある程度年齢のいったイノベーターも知らないうちに絡めとられてしまう。だが方策はある。

 企業は昔から、消費者が自社プロダクトを想定外の使い方で利用するのを歓迎してきた。新しい市場に売りこむ好機だからだ。今日の高齢消費者をよく観察すれば、彼らがプロダクトを静かにハッキングしていることに気づくだろう。そうしなければ自分のニーズを満たしてくれないプロダクトを、本来とは異なる使い途に利用しているのだ。
 どのケースでも、そこには高齢消費者の〈真のジョブ〉が現れている。

もっと興味深いのは、高齢者とその介護者が、もともと高齢者を対象につくられたのではないプロダクトに別の新しい使い方を見つけていることだ──。

(本文より)


人生100年時代の経済_.jpg目次

日本語版への序文
/はじめに 長寿命化のパラドクス
/第1章 老いの歴史 生命力
/第2章 老いにまつわる神話
/第3章 女性のつくる未来
/第4章 世代分離化か、世代統合か 2つの高齢者コミュニティ
/第5章 攻めの共感戦略と超越的なデザイン
/第6章 健康と安全と発想の転換の勝利
/第7章 幸福の追求
/第8章 人生100年時代の生きがいの追求、そして遺産


著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)

カフリン,ジョセフ・F.(カフリン,ジョセフF./Coughlin,Joseph F.)
米マサチューセッツ工科大学(MIT)エイジラボ(AgeLab高齢化研究所)所長。エイジラボは世界規模で進む高齢化の課題や可能性を様々な角度から探り、明るい高齢化社会をつくることを狙いとして多様な分野の研究者がチームを組み、金融からITまで幅広い研究テーマに取り組んでいる。

 MITの都市研究計画学科とスローン経営大学院の高度管理プログラムで教鞭をとるほか、高齢者のリタイア後の人生に関するオピニオンリーダーとして活躍。専門は人口動態の変化、テクノロジー、社会動向、消費者行動がビジネスや政府のイノベーションに与える影響など、著書にAging America and Transportation(2012)。

 ジョージ・W・ブッシュ第43代大統領政権時の高齢者の移動手段に関する政策アドバイザー、全米退職者協会(AARP)の理事会メンバーを務め、ウォール・ストリート・ジャーナル紙の「退職後の未来を創造する12人のイノベーター」、ファスト・カンパニー誌の「経済界で最もクリエイティブな100人」にも選出されている


依田光江 (ヨダミツエ)
翻訳家。お茶の水大学卒。訳書にクレイトン・M・クリステンセン他著『ジョブ理論』、ラリー・オルムステッド『その食べ物、偽物です!』、アレック・ロス『未来化する社会』、ベン・パー『アテンション』(共訳)他多数。

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家族はなぜ介護してしまうのか-認知症の社会学-2019;0228、 [介護]

家族はなぜ介護してしまうのか-認知症の社会学
(著)木下 衆(きのした シュウ)

出版社名:世界思想社
(著)木下 衆(きのした シュウ)
判型:B6: 18.6 x 13.4 x 1.4 cm;9,241p
ISBN-13:9784790717263
発行年月日:2019/02/15
税込価格:¥2,484(本体¥2,300+税)

新潟市図書館収蔵 西川館 資料コード 1811200086254 NDC分類(9版) 369.261

新潟県立図書館収蔵 資料コード 0010018427929  NDC分類(9版) 369.261


内容紹介 患者の人生や性格に合わせた介護が求められる現在の認知症。患者をよく知るからこそ、家族は悩み、憤り、反省する。家族介護はなぜ大変なのか、その大変さの源泉はどこにあるのかを、複数の具体的な事例をもとに考える。 患者の人生や性格に合わせた介護が求められる現在の認知症。患者をよく知るからこそ、家族は悩み、憤り、反省する。家族介護はなぜ大変なのか、その大変さの源泉はどこにあるのかを、複数の具体的な事例をもとに考える。


目次
家族はなぜ介護してしまうのか_001.jpg序章 新しい介護、新しい問題
1章 認知症の概念分析へ―本書が問うもの
2章 認知症に気づく―何が、なぜ「おかしい」のか
3章 患者にはたらきかける―「より良い介護」を目指して
4章 悩みを抱える/相談する―規範を再構築する
5章 他の介護者に憤る―介護家族による「特権的知識のクレイム」
終章 新しい認知症ケア時代を生きる―悩みが映し出すもの


著者紹介(この書籍が刊行された時に掲載)

木下 衆(きのした シュウ)
1986年、大阪市生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程研究指導認定退学、博士(文学)。現在、大阪市立大学都市文化研究センター研究員、東京都健康長寿医療センター研究所非常勤研究員ほか。専門は医療社会学、家族社会学


――はじめにより

彼ら家族たちは介護保険サービスを利用しながらも、何らかの形で介護を担っていた。彼らは例えば、日常的にケアマネジャーと介護の方針についてすり合わせ、患者が通う通所介護施設(デイサービス)を訪問して日々の様子を観察し、サービス内容に意見を申し立てていた。……
  これから事例として紹介するように、彼らは介護の中で、悩むこと、憤ることを繰り返す。頼れるプロがいながらも、そして「介護はプロに」と思いながらも、彼ら家族は介護に、いわば巻き込まれていってしまう。……
私が注目するのは、「認知症」という病だ。そこに、「家族はなぜ介護してしまうのか」という謎を巡る、重要な論点が隠されている。
 鍵となるのが、患者個々人の「その人らしさ(personhood)」に関する知識だ。患者本人を介護の中心に据え、多様な専門職がかかわる介護の体制がつくられるからこそ、介護家族の知識が頼られ、介護にかかわらざるを得なくなってしまう。
……そんな彼らが、何を目指し、何に苦悩しながら介護をしていたのか。社会学の立場から、きちんと分析をしておきたい。

タグ:認知症
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