富裕国に看護師とられ医療崩壊 長州新聞第9098号 [国家医学・帝国医療・看護学]
富裕国に看護師とられ医療崩壊
国際看護師協会(ICN International Council of Nurses)
ハワード・キャットン会長
「富裕国が経済力を濫用して貧困国から看護師を引き抜き、彼らを長期にわたってその国に依存させ、南半球諸国の保健医療制度の成長・発展を阻害している」
コロナ前でさえ、OECD(経済協力開発機構)38ヶ国の看護師総数の約16%(約152万人)が外国出身たった。受入れ・移住先は多い順にアメリカ、ドイツ、イギリス。送り出す側はフィリピンやインド、ポーランドが多く、コロナ禍で、最近ではケニアやウガンダ、ナイジェリアといったアフリカ諸国からの移民が増えているという
自国の看護師の半数以上が国外に移住してしまった国はジャマイカ、リベリアなど中南米やアフリカ中心に二〇力国にのぽっていた。