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排外主義克服のための朝鮮史-梶村 秀樹 [明治以後・国内]

 排外主義克服のための朝鮮史-梶村 秀樹     平凡社ライブラリ-  823
ISBN 4-582-76823-7
内容紹介
  いまも日韓では、排他的ナショナリズムがぶつかり合い、歴史認識の断裂が埋められないのはなぜか‐。民衆の歴史的主体性を信じ、日本と朝鮮半島が共有しうる歴史を求めつづけた歴史家が、人びとに語り遺した朝鮮史像. 青年アジア研究会での連続講演を纏めた。
目次
13‐95  排外主義克服のための朝鮮史 (1971年)
       なぜ朝鮮史を学ぶのか;朝鮮侵略の理論と思想;戦後民主主義のもとでの朝鮮観
       ;朝鮮史の内在的発展;若干の補足と論争の深化のために
97‐191  朝鮮民族解放闘争史と国際共産主義運動 (1971年)
       朝鮮史の主人公としての朝鮮人民;朝鮮革命運動の前史;朝鮮民族解放運動の国際的試練
       ;在日朝鮮人運動と日本人民の堕落;金日成の抗日パルチザン闘争と八・一五への若干の諸問題
193‐305  八・一五以後の朝鮮人民(1976年)
        朝鮮現代史研究の実践的視点;戦後世界分割と朝鮮人民の苦闘
        ;朝鮮南北分断の軍事的固定化;統一への苦難の時代
        ;革命と統一への新たな画期
著者等紹介
梶村秀樹[カジムラヒデキ]
朝鮮近現代史研究者、社会運動家。1935年東京生まれ。東京大学東洋史学科卒業。同大学東洋文化研究所助手などを経て、73年より神奈川大学助教授(79年より教授)。朝鮮史研究会の中心的人物として、戦後日本の朝鮮史研究において「内在的発展」の視角から主体的存在としての朝鮮民衆のあり方を追究し、それを通して日本人の生き方を問い続けた。日本朝鮮研究所、金嬉老公判対策委員会、現代語学塾、指紋押捺拒否闘争など、朝鮮人差別克服のための社会活動にも尽力した。1989年没(
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