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江戸時代の老いと看取り--柳谷 慶子 /著=2011.10 出版年 [介護]

463454704X.jpg江戸時代の老いと看取り
柳谷 慶子 /著  
出版者 山川出版社
日本史リブレット 番号92
出版年 2011.10
ページ数 111p
大きさ 21cm
ISBN 978-4-634-54704-9
新潟市立図書館収蔵 中央 2階歴史 Map /210.5/ヤナ/
内容説明
江戸時代は身分、階層、男女の性別を超えて、人びとの長寿の可能性がひろがった時代でした。老齢の家族の日々の暮しを支えることは、家の役割として重視され、とりわけ子として親を扶養し看取ることは、孝行の実践行為として規範化されていました。
長寿化と高齢化が進展してゆき、長命を叶えるための心得と、あるべき看取りが説かれた時代にあって、人びとはどのように老いと向きあい、幕府や藩は、いかなる方策を示していたのか、本書では、老いを生きる、老いを寿ぐ、老いを看取る、という三つの観点から、その実相をひもといてみます。
目次
1 老いへのまなざし(映画「たそがれ清兵衛」の描写から;原作と映画の背景 ほか)
2 老いを生きる(老いて働く農民;高齢の当主と後家当主 ほか)
3 老いを寿ぐ(「諸国風俗問状答」にみる年祝い;菅江真澄がみた百賀 ほか)
4 老いを看取る(「養老」の教えと孝規範;武家における介護教育 ほか)
著者紹介
柳谷慶子[ヤナギヤ ケイコ]
1955年秋田県生まれ。お茶の水女子大学大学院人文科学研究科修了。聖和学園短期大学教授。

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