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越後蒲原平野の成立ちと開発 ・・③潟のでき方 [農から見つめる]

2019年3月の講演会「越後平野の地盤と防災」・(鴨井幸彦 理学博士)などを基に、越後蒲原平野の成立ちと開発を纏める。  http://daichinokai.sakura.ne.jp/oitatchi/oitatchi97.pdf

 新砂丘Ⅰ-1の砂丘列の内側、上流側、山側に古塩津潟(紫雲寺潟しうんじがた)・古福島潟・古白根潟などの海水〜汽水の潟湖(せきこ)ができた。 
(2)潟ができる仕組み
潟湖(せきこ)。砂丘と砂丘の間のくぼ地に取り残された水面です。
砂丘湖。一つの砂丘のくぼ地に水が溜まったものです。
 砂丘というのは非常に地下水を含んでいる。その地下水がくぼんだところに湧き出て、溜まった湖。
三日月湖(川跡湖)。蛇行していた流路がまっすぐに変わったことによって取り残された三日月状の水面

河口閉塞湖。
河口の砂嘴(さし)状になったところに溜まったもの、
河口閉塞湖、.jpg
落堀(おっぽり)、洪水によってできた水面です。
落堀、.jpg
一口に潟と言ってもこのような種類があるのです。それを具体的に分類してみます。今ここにあげているは現存している潟です。
市報0717_P5-2縮.jpg

タグ:水郷
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