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中世は核家族だったのか 民衆の暮らしと生き方--発刊・2021/05/17 [中世・国内]

中世は核家族だったのか 民衆の暮らしと生き方

西谷 正浩 著

吉川弘文館

歴史文化ライブラリー524

判型・4-6  ページ数 ・224ページ

出版年月日 2021/05/17
ISBN 978-4642059244

新潟市立図書館 リクエスト済


中世は核家族だったのか

親子・兄弟が別居する家族システムで、人々はいかに暮らし生き抜いたか。農業変革をはじめ様々な角度から民衆生活の変化に迫る。


内容説明

日本的な家制度が出現した中世。親子・兄弟が別居する家族システムで、人々はどのように暮らし、生き抜いたのか。鎌倉末期から室町・戦国期にかけての農業の変革、民衆の定住化、人口推移など、様々な角度から大変動の背景を読み解く。また、有力農民=名主(みょうしゅ)が立場維持のためにとった戦略や財産相続の問題にも言及し、民衆の生活世界の変化に迫る。


目次

変貌する中世の家族と社会─プロローグ

/こうして中世がはじまった―中世的世界の形成(古代末期の社会的危機/大開墾時代/中世農業の成立)

/放浪から定住へ―鎌倉人の生活世界(鎌倉時代の在地社会/名主の立場/転換期としての鎌倉後期)

/中世名主の家族戦略―中世前期の民衆家族(民衆の生活世界/小百姓の家族、名主の家族―核家族と屋敷地居住集団/名主の家族戦略)

/中世は核家族だった―室町人の生活世界(惣村の世界/平百姓の力量―上野村の世界/別居する親子・兄弟)

/核家族と二世帯同居家族―中世後期の民衆家族(自立する若者たち/中世民衆の住居/変化する家族関係)

/古代から中世へ、中世から近世へ―エピローグ


著者

西谷 正浩  (ニシタニ マサヒロ) 1962年生まれ 3月10日 
福岡大学  人文学部  歴史学科  教授 
1992年   九州大学   文学研究科   日本史学   博士   単位取得満期退学
博士(文学)  (   日本史   九州大学   2007年3月   論文   「 日本中世の所有構造 」   )


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