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江戸 真宗門徒の生と死--2019刊 [隣の異教]

江戸 真宗門徒の生と死

【著】大桑 斉 オオクワ ヒトシ

 方丈堂出版 サイズ B6判/ページ数 217p/高さ 19cm
2019/12  ISBN 978-4892312151
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内容説明
親鸞聖人が開創した「真宗」という“教え”は聖人の門徒にどのように受け止められてきたか?
門徒大衆の信心は習俗化されて、親鸞聖人の信心と異なる、低俗であると暗黙に了解されてきた。思想史学の立場から、顧みられることがなかった近世江戸世界の真宗門徒の信心の課題を、解明した
目次
序 他者としての真宗
第1章 臼杵の慶念―地獄はよそにあるべからず‐朝鮮征服戦争への従軍
第2章 加賀の任誓―ただ不思議と信ずるばかり‐獄死した篤信者
第3章 薩摩の千代と人吉の伝助―賜りたる信心‐真宗禁制下での殉教
第4章 信濃の小林一茶―地獄の上の花見かな‐煩悩の俳諧師
第5章 尾張の豪農原稲城―我を迎えの火の車‐道徳実践から信心へ
第6章 京の商人小杉屋元蔵―延命と祈る間も減るいのち‐ええじゃないか騒動の中で
結び 江戸の他者ということと現代
著者等紹介
大桑斉[オオクワ ヒトシ] <>1937(昭和12)年石川県金沢市生まれ。60年金沢大学法文学部史学科国史学専攻卒業、大谷大学大学院修士課程仏教文化専攻入学。67年大谷大学大学院博士課程仏教文化専攻満期退学、大谷大学文学部研究室嘱託。69年大谷大学文学部助手。74年同専任講師。79年同助教授。84年同教授。2003(平成15)年同退職、名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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