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なぜガザは戦場になるのか - イスラエルとパレスチナ 攻防の裏側 -高橋 和夫 [軍事]

なぜガザは戦場になるのか - イスラエルとパレスチナ 攻防の裏側 -   高橋 和夫 著

 ワニブックスPLUS新書  発売 2024年02月08日頃

  ISBN  978‐4847067006

256p
内容紹介
激化するイスラエルのガザ地区への攻撃。
発端となったハマスからの攻撃は、なぜ10月7日だったのかーー
ハマスを突き動かした日本人が知らない「絶望」の歴史。今世紀最大規模の虐殺が起きているガザ。「負の歴史」の積み重ね
長年中東研究を行ってきた著者が、これまでの歴史と最新情報から、こうした事態に陥った原因を解説。
・そもそもハマスとは何者なのか
・主要メディアではほぼ紹介されないパレスチナの「本当の地図」
・ハマスを育ててきた国はイランなのか、イスラエルなのか
・イスラエル建国の歴史
・反イスラエルでも一枚岩にならないイスラム教国家
・アメリカが解決のカギを握り続けている理由
・ガザの状況を中国、ロシアはどう見ているのか
・本当は日本だからこそできること
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目次
第1章 10月7日の衝撃ーーー013
  ガザという圧力釜ーー 014
  マスメディアの誤解ーー 017
  不正確な地図ーー 018
  50年前の奇襲ーー 022
  ガザのハマス指導者ーー 025
  イスラエルとハマスの読み違しーー 028
、 ”戦後”の3つの選択肢ーー 032
  第二のナクバーー 034
  指導者たちの”寿命”ーー 037
  イランの関与ーー 039
  戦争は拡大するのかーー 042
第2章 ガザとハマスーーー045
  ハマスの母体・ムスリム同胞団ーー 046
  「ハマス」という名称が意味するものーー047
  福祉組織としての一面ーー049
  ガザの難民ーー092
  ガザ封鎖ーー054
  ハマスは民衆に支持されているのかーー058
  ハマスを育てたイスラエルーー061
第3章 パレスチナ問題の歴史ーーー065
  「2000年来の宗教対立」ではないーー066
  シオニズムの誕生ーー068
  帝国主義と社会主義ーー071
  第一次世界大戦とイギリスの「三枚舌」ーー073
  ナチスの台頭とユダヤ人移民ーー076
  第二次世界大戦と対イギリス闘争ーー079
  イスラエル建国とナクバーー082
  世界はパレスチナ人の悲劇を”見なかった”ーー086
  スエズ動乱ーー089
  第三次中東戦争と占領ーー091
  アラファトとPLOーー092
  第四次中東戦争の教訓ーー095...核分裂爆弾
  キャンプ・デービッド合意ーー097
  レバノン戦争ーー099
  奪われる土地、増える入植者ーー101
  インティファーダーー105・・投石
  オスロ合意の課題ーー107
  アラファトの手の内と足元ーー111
  ネタニヤフという男ーー115
  ハマスとの因縁ーー119
  最終地位交渉の決裂ーー123
  オスロ合意の算数ーー 128
  第二次インティファーダとアラファトの死ーー129
  分離壁とガザからの撤退ーー 132
  オバマと入植の凍結要求ーー 136
  トランプのエルサレム承認ーー139
  揺れるバイデン政権ーー142
  難民キャンプらしくない難民キャンプーー144
  先送りされた課題ーー145
第4章 イスラエルという国ーーー151
  ハマスヘの恐怖と憎悪ーー152
  肥大化するイスラエル軍ーー155
  戦場から議場へーー158
  ハイテク産業の国ーー160
  3階建ての家ーー163
  イスラエル国籍のアラブ人ーー167
  キヤスティングボートを握る宗教政党ーー169
  占領地か解放地かーー171
  入植地というやっかいな問題ーー173
  イスラエル社会が右に振れる要因ーー175
  人口動態とアパルトヘイトーー178
第5章 揺れ動くアメリカーーー183
  ユダヤ・ロビー 影響力の秘密ーー184・・
  11分後の承認ーー 189
  イスラエルを撤退させた米大統領ーー190
  もう一つの親イスラエル勢力ーー194・・基督教原理主義・福音派
  イスラエルを批判するユダヤ・ロピー ーー197
  世代交代ーー200`
  ガザからミシガンへーー202
  政治家の変化ーー209
第6章 イランとヒズボラーーー211
  なぜイランはハマスを支援するのか?ーー212
  ヒズボラのミサイルーー215
  日本が学ぶべき軍事的教訓ーー216・・アイアン・ドーム飽和攻撃
  ヒズボラとは何か?ーー・219
  生きた余教の博物館ーー221
  イスラエル車への抵抗ーー223
  自爆は「自殺」か?ーー226
  イランとイスラエルとの緊張ーー227・・・原子爆弾向けには最低20%以上、実用上90%以上の濃縮度が必要とされている。
第7章 国際社会と日本ーーー231
  カギを握る小国・カタールーー232
  複雑な立場のエジプトーー235
  対照的な欧州の反応ーー238
  ロシア・中国にとっては都合がいい状況かーー241
  依存度98%の日本ーー243
  日本にできることーー244
  ガザを支援するNGOーー248
あとがきーーー251
著者情報
高橋和夫(タカハシカズオ)
放送大学名誉教授。福岡県北九州市生まれ。大阪外国語大学外国語学部ペルシア語科卒。アメリカ合衆国コロンビア大学国際関係論修士、クウェート大学客員研究員、放送大学教員などを経て2018年4月より先端技術安全保障研究所会長、


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