SSブログ

阿片帝国日本と朝鮮人 [視座をホモサピエンス]

98-WESZ4RpcL.jpg阿片帝国日本と朝鮮人
著者 朴 橿 /パク カン
 訳者 小林 元裕 コバヤシ モトヒロ
 訳者 吉澤 文寿   ヨシザワ フミトシ
 訳者 権 寧俊   クオン ヨンジュン
出版者 岩波書店
出版年 2018.3
大きさ 22cm ページ数 12,221,4p
ISBN 978-4-00-022100-9 
新潟市立図書館収蔵 中央ホンポート館 NDC分類(9版) 334.51
内容紹介 帝国日本の経済を下支えした麻薬。その流通販売の末端には、移民として東北アジアに渡った朝鮮人たちがいた。彼らは何故麻薬を売らねばならなかったのか。朝鮮人密売者の丹念な調査を通じ、植民地経済の構造に迫る。
目次
まえがき
序 論
第一章 二〇世紀前半における日本のアヘン政策
 一 日本のアヘン政策の背景
 二 日中戦争以前の日本のアヘン政策
 三 日中戦争勃発以後におけるアヘン政策の拡大
 四 小結――日本によるアヘン政策の性格
第二章 中国における麻薬拡散と日本
 一 中国における麻薬拡散の背景
 二 日本の麻薬製造及び密輸出の拡大
 三 麻薬拡散に対する日本政府の対応及びその責任
 四 小結
第三章 朝鮮における日本のアヘン政策
 一 日本の朝鮮・麻薬供給地化構想
 二 第一次大戦終結後における朝鮮内麻薬消費の増加
 三 満洲事変勃発以後におけるアヘン供給地としての役割の増大
 四 小結
第四章 在満朝鮮人のアヘン・麻薬密売
 一 朝鮮人の満洲移住とその実態
 二 アヘン・麻薬と在満朝鮮人の活動
 三 満洲国のアヘン専売実施と密売問題
 四 朝鮮人のアヘン・麻薬密売と満洲国の対策
 五 小結
第五章 華北移住朝鮮人によるアヘン・麻薬の密売
 一 日中戦争期日本の華北アヘン政策
 二 華北移住朝鮮人とアヘン・麻薬密売
 三 小結
第六章 ロシア移住朝鮮人とアヘン
 一 ウスリースク市付近における朝鮮人のアヘン生産の背景
 二 朝鮮人のアヘン生産及び密売
 三 朝鮮人社会とアヘンとの関係
 四 小結
結 論
参考文献
解 説(小林元裕)
訳者一覧
索 引

タグ:阿片
nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

Facebook コメント