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世界史の中のパレスチナ問題-- 臼杵 陽 ④ [ユーラシア・近東]

世界史の中のパレスチナ問題 
著者 臼杵 陽 /ウスキあきら
出版者 講談社  講談社現代新書 番号 2189
出版年 2013.1
ページ数 423p
ISBN 978-4-06-288189-0
新潟市立図書館収蔵 中央ホンポート館 S/227.9/ウス/

第三部の目次 「アメリカの平和(パクス・アメリカーナ)」の終わりの始まり
 第11講 第三次中東戦争以降のパレスチナ問題とイスラエル
イスラエルの大勝利
/イスラエル社会の変化
/アラブの敗北はイデオロギー的な敗北
/「アラブ・イスラエル紛争のパレスチナ化」の始まり
/ヨルダンの「黒い九月」事件
/PLOは国家と同等の地位に
/エジプトのイスラエル奇襲作戦成功
/石油戦略と過激な宗教的政治運動
/エジプト・イスラエル平和条約締結
/イスラエル軍、レバノン侵攻
/PLOとヨルダン和解
/ヨルダン川西岸・ガザの重要性
/インティファーダの一少年の姿
/パレスチナ独立国家樹立宣言
/トルーマンの強引なイスラエル建国支持
/アメリカとイスラエルの「特別な関係」強化
/世界史を変えた三つの事件
/イラン・イラク戦争
/ソ連のアフガニスタン侵攻
 第12講 冷戦終焉後の中東和平の挫折
「二つの戦後」の帰結から
/湾岸危機勃発
/アラファートのイラク支持という大失策
/イスラエルのアジア外交転換期
/イスラエル・ヨルダン平和条約締結
/イスラエルとPLOの相互承認
/オスロ合意に基づくパレスチナ暫定自治
/イスラエル首相公選と最終的地位交渉
/パレスチナ人の状況と居住地域
/パレスチナ人の分類
/エルサレム帰属問題とパレスチナ人帰還権問題
/離散パレスチナ人にあるPLOの正当性
/オスロ合意の問題点
/イスラエルのオスロ合意への反対勢力
/ハマースも和平に反対
/深まるイスラエルとパレスチナの対立
/イスラエル、エルサレム妥協案を受け入れる
/第二次インティファーダ勃発
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 第13講 九・一一事件後のパレスチナ/イスラエル紛争
 「九・一一事件は世界を変えた」
/アメリカの「対テロ戦争」論理への反応
イスラモフォピアという社会現象
/「大国」はアメリカに歩調を合わせる
/ピン・ラーディンの声明の世界的影響
/イスラエル軍の議長軟禁、ハマース攻撃
/アメリカ軍のイラク攻撃、フセイン政権崩壊
/シャロン首相、「分離壁」の建設間始
/ハマース圧倒的勝利
/パレスチナ自治政府.事実上の分裂へ
/ファイヤード首相のパレスチナ経済戦略
/IMFはパレスチナ自治政府の財政改革を称賛
/ガザの「トンネル経済」
/イスラエル新政権の試金石、レバノン問題
/イスラエル国防軍、ガザ軍事攻撃
/トルコ、代表的イスラーム国家に
 第14講 アラブ革命とパレスチナ問題の現状
民主化を求めた「アラブ革命」
/「アラブの春」はアラブ世界では「イスラームの春」
/ホブズボームが語るアラブ革命の「失敗」
/一八四八年革命と「歴史なき民」
/チュニジア青年の焼身自殺
/長期的にはアラブ革命は「新市民革命」か
/ヨーロッパ中心史観の克服が前提
/ファタハとハマースの和解
/パレスチナ住民のデモとシリア情勢
/オバマ大統領が発言した国境線
/パレスチナ国連加盟を求める申請書提出
/国連総会でアメリカ拒否権発動
/覇権国家アメリカの凋落
/「イスラエル・ロビー」の存在
/ユダヤ人国家への英米の対応の差
/「特別な関係」がアメリカの否定的イメージを決定
/アメリカとイスラエル市民が共有する目標と利益
/エルサレムとパレスチナへの「思い入れ」
/「イノセント・アプロードー聖地初巡礼の旅」
/アラブ諸国はアメリカの自由と民主主義に好意的
/パレスチナ問題解決への模索
 第15講 パレスチナ問題と日本
 日本人のパレスチナ認識の出発点
/島地黙雷の聖墳墓教会体験
/日本人キリスト者徳冨蘆花の意見書
/柳田国男のパレスチナ訪問計画
/シオニズム運動への関心の高まり
/パレスチナでのシオニスト活動への評価
/反ユダヤ主義と親ユダヤ主義の両義的認識
/日本政府のユダヤ難民問題
/ユダヤ排斥論の席巻
/主権回復後、イスラエルを承認
/PFLPと日本赤軍合流
/欧米経由の聖地認識
おわりに
今後の読書案内のための文献一覧



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