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世界史の中のパレスチナ問題-- 臼杵 陽 ③ [ユーラシア・近東]

世界史の中のパレスチナ問題 
著者 臼杵 陽 /ウスキあきら
出版者 講談社  講談社現代新書 番号 2189
出版年 2013.1
ページ数 423p
ISBN 978-4-06-288189-0
新潟市立図書館収蔵 中央ホンポート館 S/227.9/ウス/

第二部の目次 列強の対立に翻弄されるユダヤ人とアラブ人
 第6講 帝国主義時代の宗教、民族、人種
植民地支配を正当化する論理/
「西洋の衝撃」では一方的理解に
/ユダヤ教徒はキリスト教徒と「市民」として平等
/ユダヤ人解放と国民国家の形成
/「反ユダヤ主義」の由来は「反セム主義」
/社会進化論と優生学
ポグロムが契機、パレスチナへのユダヤ人移民
シオニズムの起源はユダヤ啓蒙主義運動
/政治的シオニズム
/実践的シオニストと労働シオニズム
/社会主義シオニズム
/宗教シオニズムの考え方
/イスラームの近代
/イスラーム改革運動を継承した人たち
/アラブの二つのナショナリズム
/シオニズムとアラブ・ナショナリズム衝突の予言
/イスラームとアラブ・ナショナリズムの結合
/アラブ・ナショナリズムヘの期待の消滅

 第7講 第一次世界大戦とパレスチナ委任統治
中東地域の主権国家への分断
/イギリスの「二枚舌」外交
/人きな政治的禍根、バルフォア宣言
/サイクス・ピコ秘密協定
/達成されなかったアラブ統一国家独立の夢
/バルフォア宣言をめぐる論争
/ロイド=ジョージ首相の反ユダヤ幸義
/「アラブ対ユダヤ」という新たな「民族」対立
/「ユダヤ人」か「それ以外の人びと」か
/民族対立が固定化する《場》
/委任統治は新たな「植民地支配」
/ヨルダン川東西両岸
/イラクという人工国家
/アラブ人の反乱
/アラブ側に宗教行政機開設立
/ユダヤ教側にも首席ラビ庁設置
嘆きの壁事件で破綻した宗教を越えた共存
/パレスチナ分割を提言したピール報告
/事実上のバルフォア宣言破棄
ナチス占領下、ユダヤ人は避難先を失った
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エルサレム

 第8講 第二次世界大戦と国連パレスチナ分割決議案
イギリス、アラブ諸国との関係強化に
/アラブ、ユダヤが出席するロンドン円卓会議の提案
/イギリス省庁もパレスチナ分割案を撤回に
/ロンドン円卓会議の決裂
/「宥和政策」による「平和」崩壊
/反英姿勢でアメリカに支援を求めたシオニスト
/シオニストに同情的だったチャーチル
/修正主義シオニストの反英武装闘争
/労働シオニストと修正主義シオニストの対立
/パレスチナのユダヤ社会、分裂の危機に
/シオニストのディレンマ
/パレスチナ問題の解決を国際連合に委託
/国連パレスチナ分割決議案
/エルサレムの帰属をめぐる対立
/第一次中東戦争勃発
/日本のユダヤ政策
/満州へのユダヤ難民移住計画

 第9講 イスラエル国家建設とナクバ
イスラエル建国を読み直す動き
/アラブ政府首脳暗殺事件
/パレスチナ・アラブ住民の避難民の波
/避難民が難民化するプロセス
/富裕刷の避難で、パレスチナ社会は機能不全に
/パレスチナ・アラブ住民の崩壊感覚
/シオニスト軍事攻勢の影響
/避難民の故郷への帰還は事実上不可能
/新生イスラエル政府と住民の帰還問題
/イスラエル世論は避難民の帰還を拒否
/アラブ諸圃はイスラエルと休戦協定
/トランスヨルダンと難民化
/シオニストとアプドゥッラーの関係
/シオニストとトランスヨルダンの良好な関係
/イギリスの目論見
/大シリア国家構想阻止が狙い

 第10講 アラブ・イスラエル紛争の展開
イスラエル建国と「中東戦争」
/大英帝国、中東地域での覇権の維持
/米ソ冷戦とアラブ・イスラエル紛争
/国際政治学的議論
/アラブ諸国とイスラエル秘密和平交渉が白日の下に
/イギリスの「大トランスヨルダン」政策
/英軍のスエズ運河地帯駐留とアラブ・イスラエル紛争
/イラクの秘密工作
/イラクとエジプトの相違点
/バグダード条約加盟をめぐるアラブ諸国の分裂
/アメリカのアルファ計画
/アラブ世界の分極化と英米関係
/イスラエルは軍事的報復を抑制
/ベングリオンとジャレットの対立
/イスラエル、アメリカから武器供与がないことを確認
/イスラエルとフランス
第三部の目次を細かく見るにつづく


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