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トレーラーで運ばれる原子炉③ 世界原子力協会World Nuclear Association、WNA [軍事]

「トレーラーで運べる原子炉」の開発をアメリカ国防総省(ペンタゴン)が進めている より
業界団体の世界原子力協会World Nuclear Association、WNA の広報担当ジョナサン・コブ氏は、2030年代ごろには商業ベースの小型原子炉(SMR:Small Modular Reactor)が登場を広報している。「小型原子炉SMRが民生化されれば、病院や遠隔地の施設に電力を供給したり、災害対応をサポートしたりすることができるようになります」と小型原子炉が生活を守る用途にも使用可能だとの見方を示しました。
 小型原子炉;SMRは、IAEA(国際原子力機関)の定義によれば、出力が30万kW以下とされ、主流の大型炉(100万kW超)に比べると3分の1から4分の1ほどの規模となる。 5,000kWのマイクロ原子炉と呼ばれるものもある。
主流の100万kW超の大型炉であれ30万kW以下の小型原子炉であれマイクロ原子炉であれ、原子炉nuclear reactor内にはウラン235の核分裂nuclear fissionで生成した放射能が溜まっている。その放射性崩壊(ほうしゃせいほうかい: radioactive decay)で熱エネルギーとガンマ線・γ線やα線やβ線が出ている。
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放射線の遮蔽には、アメリカ合衆国陸軍 原子力発電プログラムで作られた移動性300kw原子炉ML-1 では鉛など重い物質で遮蔽せずに、稼働中の炉から150m以内には立ち入れない規制をしていた。
現在開発中の、商業ベースの30万kW以下の小型原子炉;SMRでは、放射線の遮蔽はどの様のように行うのだろうか?
国防総省(ペンタゴン)が進める「トレーラーで運べる原子炉」では、重い物質で遮蔽するのだろうか?1961~1966年まであった3発電00kwのML-1のように、稼働・発電中の炉から150m以内には立ち入れないよう規制するのだろうか?
開発中の、商業ベースの30万kW以下の小型原子炉では、重い物質で遮蔽したり立ち入り禁止規制したら、病院や遠隔地の施設に電力を供給したり、災害対応をサポートしたりできるのだろうか?
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