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水道、再び公営化!ー東京都杉並区長・岸本 聡子 著ー2020年集英社新書 [経済]

61DWNiscLKL.jpg水道、再び公営化!
欧州・水の闘いから日本が学ぶこと
著者 岸本 聡子 /きしもと さとこ  
出版者集英社
  集英社新書 番号1013
出版年2020.3
ページ数216p
ISBN978-4-08-721113-9
新潟市立図書館収蔵 亀田館  /518/キ/
内容紹介民営化から再公営化に転じつつある欧州の水道事業。日本の各自治体において民営化をストップさせるにはどうすればいいのか。日本人でありながら、欧州・民主主義の最前線に立つ著者が、日本再生のためのカギを明かす。
水は、人々の共有財・公共財<コモン>である。
資本が利潤をあげるための対象として水を扱えば、たちまちその地域は窮乏化していく。
民営化で疲弊した欧州の人々の怒りが地方自治体を動かし、「ミュニシパリズム」や「フィアレス・シティ(恐れぬ自治体)」など、新しい民主主義の形を作り出しているのだ。
その成果である、水道事業の再公営化はなんと178件。
水を再び自分たちのものへと取り戻す欧州の運動から日本が学び、各自治体において民営化をストップさせるにはどうすればいいのか。
日本人でありながら、欧州・民主主義の最前線に立つ著者が、日本再生のためのカギを明かす。
【目次】
1章 水道民営化という日本の危機
2章 水メジャーの本拠地・パリの水道再公営化
3章 資本に対抗するための「公公連携」
4章 新自由主義国・イギリスの大転換
5章 再公営化の起爆剤は市民運動
6章 水から生まれた地域政党「バルセロナ・イン・コモン」
7章 ミュニシパリズムと「恐れぬ自治体」
8章 日本の地殻変動
【著者略歴】
岸本 聡子(きしもと さとこ)
岸本 聡子は、2022年6月20日に東京都杉並区長に当選した。=立憲民主、共産、れいわ、社民、新社会、杉並・生活者ネットワーク、緑の党グリーンズジャパン推薦=
1974年、東京都生まれ。シンクタンク研究員。アムステルダムを本拠地とする、政策シンクタンクNGO「トランスナショナル研究所」に二〇〇三年より所属。
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