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黄禍論と日本人 欧米は何を嘲笑し、恐れたのかー2010年刊 [移民・難民]


4121022106.jpg黄禍論と日本人  欧米は何を嘲笑し、恐れたのか
著者  飯倉 章 /(いいくら あきら)
出版者 中央公論新社
中公新書 番号 2210
  出版年 2013.3
ページ数 3,260p
ISBN 978-4-12-102210-3
新潟市立図書館収蔵  中央ホンポート館  NDC分類(9版) 316.8
内容紹介
黄禍論は、白色人種社会が黄色人種への蔑視に基づく政治・外交を当然と考えていた時代の産物である。帝国主義の時代に盛んに描かれた諷刺画をもとに、当時の国際社会における日本の虚像と実像を描き出す
目次
序章 諷刺画の発展と人種主義
第1章 諷刺画のなかの日清戦争―日本が世界へ登場
第2章 黄禍の誕生―三国干渉とドイツ皇帝
第3章 「黄禍の図」のパロディと国際関係
第4章 疑似人種戦争―義和団事変
第5章 異人種間の同盟成る―日英同盟
第6章 黄色人種と白人の戦い―日露戦争
第7章 移民紛争から戦争論へ―太平洋を挟んだライバル
第8章 甦る黄禍のイメージ―第一次世界大戦
第9章 人種平等への萌し―パリ講和会議以後
著者
飯倉 章. (いいくら あきら)1956年生まれ  城西国際大学国際人文学部教授。著書に『イエロー・ペリルの神話―帝国日本と「黄禍」の逆説』(彩流社、2004年)、『日露戦争諷刺画大全(上・下)』(芙蓉書房出版、2010年)、『黄禍論と日本人―欧米は何を嘲笑し、恐れたのか』(中央公論新社、2013年[中公新書])、『第一次世界大戦史―諷刺画とともに見る指導者たち』(中央公論新社、2016年[中公新書])、『1918年最強ドイツ軍はなぜ敗れたのか―ドイツ・システムの強さと脆さ』(文藝春秋、2017年[文春新書])など。訳書に『アメリカは忘れない―記憶のなかのパールハーバー』(法政大学出版局、2007年)など。小説に「勇士の面目」『三田文學』第99巻第142号(2020年夏季号)など。

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