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メガ・リスク時代の「日本再生」戦略-「分散革命ニューディール」という希望 ー2020年 [経済]

メガ・リスク時代の「日本再生」戦略cAEM00p.jpgメガ・リスク時代の「日本再生」戦略
副書名 「分散革命ニューディール」という希望

筑摩選書  番号 0195
著者 飯田 哲也 /[いいだテツナリ]  
著者 金子 勝 /[かねこマサル]
出版者 筑摩書房
出版年 2020.9
ページ数 214p 大きさ 19cm
ISBN 978-4-480-01714-7
新潟市立図書館収蔵 中央ホンポート 2階技術 /501.6/イイ/ 

著者 飯田 哲也[いいだテツナリ] 1959山口県生まれ。京都大学大学院原子核工学修了。東京大学先端研博士課程満期退学。原子力産業従事後に「原子力ムラ」を脱出、北欧での研究を経て、2000年に認定NPO法人環境エネルギー政策研究所(ISEP)を設立。FIT法起草、市民ファンドやグリーン電力証書の構想と導入、ご当地電力立上げなど、自然エネルギー社会変革の第一人者。著書多数

著者 金子 勝[カネコマサル]
1952年東京都生まれ。経済学者。東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。東京大学社会科学研究所助手、法政大学経済学部教授、慶應義塾大学経済学部教授などを経て、立教大学経済学研究科特任教授、慶應義塾大学名誉教授。財政学、地方財政論、制度経済学を専攻。著書多数

内容紹介
メガ・リスクに満ちた令和の安全・安心と、産業衰退からの反転をどう実現するか? 再生可能エネルギーを軸とする、地域分散ネットワーク型の経済社会へと転換することで、「ガラパゴス・ニッポン」から脱却できることを説く。
パンデミック、地球温暖化、デジタル化の遅れといった巨大リスクに覆われ、迷走する「ガラパゴス・ニッポン」。いかに脱却するかの青写真を提示した希望の書!
巨大リスクに直面する現代日本。いつ収束するのか見通せない新型コロナウイルスの世界的流行。記録的な豪雨による深刻な水害など地球規模の気候変動。情報通信分野の立ち遅れと情報セキュリティの不備―。衰退する一方の産業をどう立て直し、雇用創出をどう実現するか?私たちの暮らしを守るには何が必要か?世界的な潮流となっている再生可能エネルギーを軸とする、地域分散ネットワーク型の経済社会へと転換することで、「ガラパゴス・ニッポン」から脱却できると説く希望の書!

目次
序章 分散革命ニューディールを! 金子勝
 1 新しいリスクと分散革命・・・012
   新型コロナウイルスのりスク/気候変動のリスク/情報通信技術の遅れとリスク

 2 新型コロナ大恐慌・・・019
   アメリカ経済の大打撃/アベノミクスの終焉
 3 感染防止か経済化というジレンマ・・・026
   検査制限の誤り/感染防止か経済かというジレンマ/危機管理の鉄則/分散革命の時代へ

第1章 不可逆的な大転換  飯田哲也・・・0
 1 再生可能エネルギーの「常識」の非常識
   無尽蔵かつほぼ水遠のエネルギー/文明論的なエネルギーの大転換
 2 世界の再生可能エネルギーの現在と未来・・・050
   エネルギーにおけるコペルニクス的転回/再生可能エネルギー普及を可能にした「技術学習効果」/「柔軟性」と蓄電池の登場/世界最大バッテリーを作った南オーストラリア州/新しいエネルギー地政学/再生可能エネルギー100%の潮流
 3 日本の再生可能エネルギーの現在・・・075
   固定価格買取制度がもたらした光と影/世界の趨勢から取り残される
 4 自然エネルギー先進国・デンマーク)
   欧米で沸き起こるコロナ後のグリーン・リカバリー/「エネルギー・デモクラシー」の哲学/風力発電大国・デンマーク/地域熱供給とコジェネレーションによる『柔軟性』/小規模・地域分散型エネルギー体制への大転換

第2章 ガラパゴス化と希望のタネ 金子勝/飯田哲也・・・105
 1 世界的なトレンドに逆行する日本・・・110
  「原子力ルネサンス」という失敗/「ベースロード電源」とガラパゴス化/スピード感に欠ける竜カシスフム改革/原発ゼロを進める3つの原則
 2 「ご当地エネルギー」で日本を変える)
第3章 来るべき社会へ
(苦境にあえぐ日本経済;エネルギー転換で経済・社会を変える)
第4章 いま、私たちにできること
(周縁から「恐竜」を倒す;電力会社の筆頭株主運動;福島再生可能エネルギー100%を目指す「現代の自由民権運動」;私たちにできること)
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