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民主主義の非西洋起源について-デヴィッド・グレーバー/著 -- 以文社 -- 2020.4、取り寄せ願う、202002 [取り寄せ願う]

民主主義の非西洋起源についてL.jpg民主主義の非西洋起源について
-デヴィッド・グレーバー/著 -- 以文社 -- 2020.4
 
副書名 「あいだ」の空間の民主主義
著者 デヴィッド・グレーバー David Graeber 
訳者 片岡 大右 (かたおか だいすけ)  
出版者 以文社
出版年 2020.4
ページ数 187p
大きさ 20cm
ISBN 978-4-7531-0357-7
長岡市立図書館収蔵  /311.7/グ/
内容紹介
「民主主義はアテネで発明されたのではない」
豊穣なる人類学的・歴史的知見から民主主義の通念を粉砕し、私たちの民主主義の創造をふたたび解き放つ。民主主義の展開をアナキズムの観点から捉え直す。
『ブルシットジョブ』(岩波書店より近刊)そして『負債論』(以文社刊)で話題沸騰中の人類学者D・グレーバーによる、通念を根底から覆す政治哲学。すなわち、「民主主義はアテネで発明されたのではない」——。
この価値転覆的な認識をもとに、私たちはいかに「民主主義」と出会い直しその創造をふたたび手にするのか。
アラン・カイエによる「フランス語版のためのまえがき」および「付録」として恰好のグレーバー入門となる著者本人によるエッセイ(「惜しみなく与えよ」)を収録した、フランス語版をベースに編まれた日本独自編集版。
 
「アナキズム的な歴史のヴィジョン、歴史の政治哲学に捧げられた、ピエール・クラストルの著作以来最も重要な成果であり、グレーバー最良の仕事」(アラン・カイエ「フランス語版のためのまえがき」より)
「「出羽守」の嘆きと「日本スゴイ」の大合唱が不毛な対立を繰り広げているように見える私たちの列島の現在においても、決して他人事ではない着想に満ちている」(「訳者あとがき」 より)
著者
デヴィッド・グレーバー(David Graeber)
1961 年、ニューヨーク生まれ。文化人類学者・アクティヴィスト。ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス大学人類学教授。
訳書に、『アナーキスト人類学のための断章』(2006 年)『負債論――貨幣と暴力の5000 年』(2016 年,共に以文社)ほか。
日本語のみで出版されたインタビュー集として『資本主義後の世界のために――新しいアナーキズムの視座』(以文社,2009 年)がある。
著書に、Bullshit Jobs: The Rise of Pointless Work, and What We Can Do About It(Penguin, 2019)。 Toward an Anthropological Theory of Value: The False Coin of Our Own Dreams(Palgrave, 2001,以文社より近刊)。
Lost People: Magic and the Legacy of Slavery in Madagascar (Indiana University Press, 2007).
Direct Action: An Ethnography (AK Press, 2007). ほか多数。
マーシャル・サーリンズとの共著に,On Kings (HAU, 2017) がある(以文社より刊行予定)。
訳者紹介
片岡大右(かたおか だいすけ)
1974 年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。批評家、社会思想史・フランス文学。
著書に、『隠遁者、野生人、蛮人――反文明的形象の系譜と近代』(知泉書館、2012 年)。
『共和国か宗教か,それとも』(共著、白水社、2015 年)。
訳書に、F・ドゥノール,A・シュワルツ『欧州統合と新自由主義――社会的ヨーロッパの行方』(共訳、論創社、2012 年)。
P・ベニシュー『作家の聖別――フランス・ロマン主義1』(共訳,水声社、2015 年)など。
著者紹介1 1961年ニューヨーク生まれ。文化人類学者、アクティヴィスト。ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス大学人類学教授。著書に「アナーキスト人類学のための断章」など。


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