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イスラーム史のなかの奴隷-山川出版-2015 [ユーラシア・近東]

イスラーム史のなかの奴隷

清水 和裕 (著)[シミズかずひろ]

山川出版社

シリーズ名 世界史リブレット  101

ページ数 91p

大きさ 21cm

ISBN 978-4-634-34939-1

発刊日 2015/5/22
新潟県立図書館収蔵 /227/Sh49/


内容説明

前近代のイスラーム世界は、奴隷と自由人がともに生きる社会だった。そこでは、つらい肉体労働や性的搾取に苦しむ奴隷もいれば、宮廷で権力を握り、豪華な衣服を身にまとって人々に君臨する奴隷や元奴隷も数多くみられた。町には、商売に携わり、工芸に優れ、学問で名をあげる奴隷たちがあらゆる場所にいた。このように多様な奴隷の姿は、どうして生じたのか。主人と奴隷と家族のあり方を通して、イスラーム社会の過去の歴史を見直してみたい。


目次イスラーム史のなかの奴隷hEL.jpg

イスラーム社会の歴史と奴隷制

1 奴隷とイスラーム社会

2 アラブの拡大と異民族奴隷

3 宮廷の奴隷たち

4 搾取される奴隷


著者等紹介

清水和裕[シミズかずひろ]

1963年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。専攻、初期イスラーム史。現在、九州大学人文科学研究院教授 著書に「軍事奴隷・官僚・民衆」(山川出版社2005) 『越境者の世界史 奴隷・移住者・混血者』(共著、春風杜2013) ヒラール・サービー著『カリフ宮廷のしきたり』(共同監訳、松香堂2003)

など

(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



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