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日明関係史研究入門 ーアジアのなかの遣明船=2015 [中世・国内]

日明関係史研究入門 ー アジアのなかの遣明船
 編集代表  村井章介 
出版者 勉誠出版
日明関係史研究入門 ーアジアのなかの遣明船00_.jpgA5判22cm/ページ数  17,528,13p
 ISBN 978-4585221265
価格 ¥4,104(本体¥3,800)

新潟県立図書館収蔵 資料コード 0010015402603
NDC分類(9版) 210.46


内容紹介 勘合ってなに? 東アジアにおける遣明船の位置とは? 外交、貿易、宗教、文化交流など、さまざまな視角・論点へと波及する「遣明船」をキ-ワ-ドに、14~16世紀の日本と明代中国の関係と歴史の実態を炙り出す。

 近年、研究が飛躍的に進展し、その歴史的重要性が注目されるアジアにおける国際関係。日中のみならずアジア諸地域にまたがり、外交、貿易、宗教、文化交流など、さまざまな視角・論点へと波及する「遣明船」をキーワードに、14~16世紀の歴史の実態を炙り出す。日本史・東洋史のみならず、文学・美術史・考古学などの専門家総勢35名を執筆者に迎え、現在における研究の到達点を示す待望の入門書。

目次
日明関係史研究入門3.jpgはしがき 村井章介
本書掲載地図一覧/本書掲載表一覧
凡例

第一部 通史と研究史
総論I 遣明船の歴史―日明関係史概説― 村井章介・橋本雄
総論II 研究史と史料―遣明船を研究するために― 伊藤幸司・須田牧子
《各論1》~《各論7》

第二部 遣明船に乗った人々
総説 伊藤幸司
《各論1》~《各論15》

第三部 遣明使節の旅
総説 須田牧子
《各論1》~《各論18》

第四部 遣明使節の異文化接触
総説 村井章介
《各論1》~《各論9》

第五部 彼我を行き交うモノ
総説 関周一
《各論1》~《各論11》

第六部 外交文書と儀礼の世界
総説 橋本雄
《各論1》~《各論9》

本書掲載図版出典一覧
編集後記
執筆者一覧
索引(人名・寺社名)


著者について
村井章介(むらい・しょうすけ)
立正大学文学部教授。専門は東アジア文化交流史。
著書に『東アジア往還―漢詩と外交』(朝日新聞社、1995年)、『日本中世境界史論』(岩波書店、2013年)、『日本中世の異文化接触』(東京大学出版会、2013年)、『中世史料との対話』(吉川弘文館、2014年)などがある。

橋本雄(はしもと・ゆう)
北海道大学大学院文学研究科准教授。専門は中世日本国際関係史。
著書に『中世日本の国際関係―東アジア通交圏と偽使問題』(吉川弘文館、2005年)、『中華幻想―唐物と外交の室町時代史』(勉誠出版、2011年)、『NHKさかのぼり日本史 外交篇7室町〝日本国王〟と勘合貿易』(NHK出版、2013年)などがある。

伊藤幸司(いとう・こうじ)
九州大学大学院比較社会文化研究院准教授。専門は日本中世史・東アジア交流史。
著書に『中世日本の外交と禅宗』(吉川弘文館、2002年)、『東アジア海域叢書11 寧波と博多』(共編著、汲古書院、2013年)、『東アジア海域に漕ぎだす4 東アジアのなかの五山文化』(共著、東京大学出版会、2014年)などがある。

須田牧子(すだ・まきこ)
東京大学史料編纂所助教。専門は日本中世対外関係史。
著書に『中世日朝関係と大内氏』(東京大学出版会、2011年)、『笑雲入明記―日本僧の見た見た明代中国』(共編、平凡社、2010年)、『描かれた倭寇「倭寇図巻」と「抗倭図巻」』(責任編集、吉川弘文館、2014年)などがある。

関周一(せき・しゅういち)
宮崎大学教育文化学部准教授。専門は日本中世史(対外関係史)・海域アジア史。
著書に『中世日朝海域史の研究』(吉川弘文館、2002年)、『対馬と倭寇―境界に生きる中世びと』(高志書院選書、高志書院、2012年)、『中世の唐物と伝来技術』(吉川弘文館、2015年)などがある。

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