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ペストと近代中国―衛生の「制度化」と社会変容 – 2000 [国家医学・帝国医療・看護学]

ペストと近代中国―衛生の「制度化」と社会変容 単行本 – 2000/12/15
飯島 渉  (著)
出版社: 研文出版 (2000/12/15)
サイズ: 21.2 x 15.6 x 3.4 cm: 422ページ
ISBN-13: 978-4876361939
発売日: 2000/12/15
発売時価格¥ 9,720
内容(「BOOK」データベースより)
近代中国における伝染病の流行状況及びその歴史的背景を明らかにしながら、近代中国社会は伝染病の流行にどのように対応したのか、また、そのことが近代中国史にいかなる意味を持つものであったのかを検討する。本書は、著者が東京大学人文社会系大学院に提出した博士学位請求論文「近代中国における衛生事業の「制度化」と社会変容に関する研究」に改訂をくわえ、一書としたものである。

目次
ペストと近代中国_.jpg序章 伝染病・衛生・国家
第1章 腺ペストの世界化―一九世紀末から二〇世紀初頭
第2章 腺ペストの流行と衛生の政治化
第3章 日本の台湾統治と腺ペスト・マラリア
第4章 満州における肺ペストの流行―一九一〇年から一九一一年
第5章 肺ペストの流行と衛生の政治化―一九一〇年から一九一一年
第6章 民国初期における衛生の「制度化」―中央防疫処を中心として
第7章 一九一九年のコレラ流行
第8章 衛生の「制度化」の国際的契機―シンガポール伝染病情報局の設立
第9章 衛生の「制度化」と検疫権の回収
補論 近代東アジアにおける伝染病の流行
終章 近代中国における衛生の「制度化」と社会変容

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
飯島/渉 [イイジマワタル]
1960年埼玉県生まれ。東京学芸大学、同大学院(修士)、東京大学大学院(博士)をへて、大阪市立大学文学部助手、横浜国立大学経済学部助教授。現在、横浜国立大学大学院国際社会科学研究科助教授、文学博士(東京大学)。著書に『華僑・華人史研究の現在』(編著、汲古書院、1999年)、『アジアにおける病気と医療の歴史学』(共編、東京大学出版会、近刊)、The Spanish Influenza in China,1918-1920,in Killingray,D.and Phillips,H.(eds),The Spanish Flu 1918,Routledge,forthcoming.など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

タグ:帝国医療
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