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中国・山西省日本軍生体解剖の記憶 (へいわの灯火ブックレット (5)) – 2007 [武士道騎士道医道○▲道]

中国・山西省日本軍生体解剖の記憶 (へいわの灯火ブックレット (5)) 単行本 – 2007/7
湯浅謙/著 笠原十九司/解説
単行本: 95ページ
出版社: ケイ・アイ・メディア (2007/07)
言語: 日本語
ISBN-10: 4907796242
ISBN-13: 978-4907796242
発売日: 2007/07
梱包サイズ: 20.4 x 14.8 x 0.6 cm
おすすめ度: この商品の最初

内容(「MARC」データベースより)
北支那の日本軍では数千人が生体解剖にたずさわった…。中国山西省の陸軍病院で軍医として働いた経験を持つ著者が語る戦争体験。著者と若者たちによる対談、笠原十九司による解説も収録。

■目次
中国・山西省日本軍生体解剖の記憶00_.jpgⅠ 日本軍生体解剖の証言
 はじめに
 1 戦地で何があったか――生体解剖
 2 終戦、中国残留、そして捕虜収容所へ
 3 なぜこうなったか
 おわりに
Ⅱ 若者たちとの対話
Ⅲ 解説……笠原十九司
 1 日本軍はなぜ山西省へ
 2 百団大戦と「三光作戦」
 3 生体解剖―知られざる戦争犯罪―
 4 山西省に残留した日本軍

■紹介・引用

笠原 十九司(かさはら とくし、1944年 - )
最終学歴:東京教育大学大学院修士課程文学研究科東洋史学専攻中退。学位:学術博士(東京大学)。職位:都留文科大学名誉教授。専門分野:中国近現代史、日中関係史、東アジア国際関係史 著作 「日中戦争全史 上、下」 「第一次世界大戦期の中国民族運動 東アジア国際関係に位置づけて」など

湯浅 謙(ゆあさ けん、1916年10月23日 - 2010年11月2日)
は、埼玉県の出身で、元日本陸軍軍医、医師
第二次世界大戦中、日本陸軍の軍医として中国で勤務、軍務として生体解剖を行う。
命令は、第一軍より陸軍病院・各師団旅団へ伝達される。病院では院長と庶務主任が準備をする。師団では、連隊付の軍医15-16名の教育のため実施した。被害者は、概ね八路軍と密通した被疑者とされ残酷な拷問の取調べの後でを加えるため、解放した後日本軍の悪い噂が立たないように、口封じの為、生体解剖に送られてきた。
陸軍病院で、内科病室付兼教育隊付軍医として勤務し大尉へ昇進する。指導的な立場になった後、新任軍医の演習の為、自身の計画・実行のもと計6回、延べ10名の生体解剖を行う。
戦後、戦犯容疑者として中国の戦犯管理所へ移送される。起訴免除の判決を受けた後、日本へ帰国する。

帰国後、中国帰還者連絡会の会員として活動。


タグ:2007年刊行
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