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ヒロシマからフクシマヘ 原発をめぐる不思議な旅 – 2013 [福島第一原子力発電所事故(2011)]

ヒロシマからフクシマヘ 原発をめぐる不思議な旅  – 2013/6/21

烏賀陽 弘道  (著)

並列タイトル Road from Hiroshima to Fukushima:History of nuclear technology transfer from the US to Japan


出版社: ビジネス社 (2013/6/21)
ISBN-13: 978-4828417141
発売日: 2013/6/21
梱包サイズ: 18.8 x 13 x 1.8 cm

ヒロシマからフクシマヘ01.jpg目次
1 旅立つ前
2 日本に原発をもたらした父
3 核技術が生まれた砂漠
4 イタリアから来た男
5 初めての日本人留学生
6 濃縮ウラン工場の街で
7 原発のふるさとアイダホ
8 核エネルギーを潜水艦エンジンにした男
9 そして日本へフクシマへ
10 旅を終えて

 


新潟市図書館収蔵 ほんぽーと館


所蔵場所  請求記号  資料コード  資料区分
2階技術   /539.0/ウガ/ 1001200160735
原子力工学-歴史


内容紹介 
「戦争」と「アメリカ」を親に生まれた双子の兄弟「核兵器」と「原子力発電」の歴史を訪ねアメリカ全土を取材。日本に未曾有の災厄をもたらした原発の故郷から見えた「核」の歴史をリポートする。著者による貴重な写真も多数掲載
兵器としてアメリカで生まれ、ヒロシマに落とされた「核」。その双子の兄弟「原発」は、なぜ日本へやってきたのか? 福島第一原発の故郷を訪ねる旅の記録。

アメリカは、臨界状態をつくり出して自然の中に眠っていた核エネルギーを引っ張りだすところから始まって、原爆をつくり、爆発させ、原子炉に閉じ込め、それを発電所に設置しそれが全国や世界に普及していくところまで、全部ひとつながりの「自国の歴史」として体験している。
「核兵器」「原子力発電」はどちらもアメリカ生まれのアメリカ育ち、メイド・イン・アメリカ。純粋アメリカン。そう言ってもいい
日本は「核兵器」と「原子力発電」という双子の兄弟のうち、原発だけを「養子」として連れてきた。それも「アメリカ人がつくった外来技術」を完成品として買ってきた。「技術をゼロから作り上げる」プロセスを飛ばして。
そして核兵器をタブーの領域に押し込めた。双子の兄弟の一人を「いないこと」にしてしまった。原発と核兵器の「血のつながり」を論ずることはタブーになった。(本書から抜粋)
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
烏賀陽/弘道 (うがや ひろみち)
ジャーナリスト。1963年京都市生まれ。86年京都大学経済学部卒業後、朝日新聞社に入社。5年間の新聞記者生活を経て、91年から2001年まで『アエラ』編集部記者。同誌では音楽・映画などポピュラー文化のほか医療、オウム真理教、アメリカ大統領選挙などを取材。03年にフリーランスになり書籍を中心に執筆活動を続けている。3.11後は岩手県、青森県、福島県の津波被災地で取材したほか、福島県に通い続けて原発災害の実態を記録している。著書に『報道の脳死』(新潮新書)、『原発難民 放射能雲の下で何が起きたのか』(PHP新書)、『福島飯舘村の四季』(双葉社)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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