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新潟水俣病 第2集 1983年5月 [新潟水俣病未認定患者を守る会]

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発刊によせて

 1年半ぶりに「新潟水俣病」第2集―認定審査会の実態を曝露する―を発刊します。
 「守る会」は発足以来の原則である、会費を全額患者さんのもとへ届けるということと、事務局を中心として”水俣病は終っていない!”を叫びつづけてまいりました。「守る公ニース」を出しつづけたり、月一回の阿賀の会(学習会)を行う中で、全ての患者さんたちの全面救済を!をスローガンにかかげ、地道な歩みをつづけ、その中で本来は患者さんたちがなさることの一つなのてしょうが、第2次訴訟という人闘争に患者さんたちが底ち上られたことで、「守る会」としてはそのお手伝いという意味をこめて、認定審査会に公開査問状をぶっつけ、患者さんをはじめ、1,081名14団体の「回答」を求める署名の力で3月はじめ「回答」を引き出しました。
 認定審査会(椿会長)が患者救済ではなくて、患者切りすての主役の一端を担っていることを今回の「回答」は明白にしました。本来、医師は人を救うもののはずです。彼らは医学の名のもとに、国・県・昭電に奉仕し、患者さん切りすてを行いつづけています。
 この第2集は、「回答」と付属文書(椿会長のもの)に対する批判を中心としております。せひ読み込んでいただきたいと思います。
 「回答」批判と付属文書批判は、ともに「守る会」発足以前から、新海水俣病にかかわりつづけた高見氏、弦巻氏の健筆になるものです。
 この小冊子が多くの人に読まれ、学習の手びきとして、みなさまの学習会のパンフレットになることを望んでやみません。
 なお、この間「守る会」を応援して下さった患者さんたちに感謝いたします。`

 稲村 渉 

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