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ウクライナ・ノート―対立の起源 ーイゴルト -2022 [ユーラシア・東西]

4763420291.jpgウクライナ・ノート―対立の起源
イゴルト【著】〈Igort〉/栗原 俊秀【訳】
花伝社(2022/10発売)
A5判/ページ数 184p/高さ 21cm
ISBN 978-4763420299
ウクライナとロシアの対立の原点は?
スターリン治下で引き起こされた大飢饉「ホロドモール」を生き抜いた人々の証言 グラフィック・ノベルで描くウクライナ近現代史
イタリアを代表する漫画家が、現地での聞き取りをもとに、ウクライナの苛烈な歴史を背負う人びとの生き様を描く。
私はウクライナ人の物語に耳を傾け、本に描くことに決めた。
それはたんに、私にとっても、胸にしまっておくことが難しかったからだ。
ここに描かれているのは、道ばたで偶然に知り合った人びとの物語。
鉄のカーテンにきつく抱かれた状態で生まれ、生きる運命にあった
人びとの身に起きた現実の物語だ。(本文より)
著者等紹介
イゴルト[イゴルト] [Igort]
1958年、イタリア・サルデーニャ生まれ。イタリアを代表する漫画家のひとり。日本での活動歴もあり、90年代には雑誌「モーニング」で連載を持っていた(単行本『Yuri』やまねみどり訳、講談社、1996年)。2015年、東京のイタリア文化会館にて、谷口ジローとの二人展「歩くひとたち」を開催。代表作『5は完璧な数字(Cinque `e il mumero perfetto)』の執筆に取り組んでいた90年代には東京に暮らしていた。2015年に第1巻が刊行された『日本ノート(Quaderni giapponesi)』という作品でも、複数の漫画賞を受賞している。2010‐11年、ウクライナ、ロシアに2年間滞在した経験をもとに、『ウクライナ・ノート』、『ロシア・ノート』を刊行。現在、ロシアによるウクライナ侵攻を受け、『ウクライナ・ノート2―侵略の日誌』を制作中
栗原俊秀[クリハラ トシヒデ]
翻訳家。1983年生まれ。訳書にゼロカルカーレ『コバニ・コーリング』(花伝社)、アントニオ・スクラーティ『小説ムッソリーニ 世紀の落とし子』(河出書房新社)、ジョン・ファンテ『ロサンゼルスへの道』(未知谷)など。カルミネ・アバーテ『偉大なる時のモザイク』(未知谷)の翻訳で、須賀敦子翻訳賞、イタリア文化財文化活動省翻訳賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。


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