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帝国日本のプロパガンダ -2022 [メディア]

帝国日本のプロパガンダ-FUtIIP.jpg帝国日本のプロパガンダ 

「戦争熱」を煽った宣伝と報道


貴志俊彦/キシとしひこ


中央公論新社

中公新書 2703

(2022/06/21発売)


ISBN  978-4-12-102703-0



紹介

日清戦争に始まり、アジア太平洋戦争の敗北で終わった帝国日本。日中開戦以降、戦いは泥沼化し、国力を総動員するため、政府・軍部・報道界は帝国の全面勝利をうたい、プロパガンダ(政治宣伝)を繰り広げた。宣伝戦はどのように先鋭化したか。なぜ国民は報道に熱狂し、戦争を支持し続けたのか。錦絵、風刺画、絵葉書、戦況写真、軍事映画など、戦争熱を喚起したビジュアル・メディアから、帝国日本のプロパガンダ史を描きだす。


著者プロフィール

貴志 俊彦  (キシトシヒコ)  (著/文)

1959年兵庫県生まれ.広島大学大学院文学研究科博士課程後期単位取得満期退学.島根県立大学教授,神奈川大学教授,京都大学地域研究統合情報センター教授などを経て,現在,京都大学東南アジア地域研究研究所教授.東京大学大学院情報学環客員教授, 日本学術会議連携会員,日本学術振興会学術システム研究センター主任研究員などを兼業.専門は東アジア近現代史.
著書『満洲国のビジュアル・メディア』(吉川弘文館,2010年),『東アジア流行歌アワー』(岩波書店,2013年),『アジア太平洋戦争と収容所』(国際書院,2021年)など.編著『増補改訂 戦争・ラジオ・記憶』(勉誠出版,2015年),『京都大学人文科学研究所所蔵 華北交通写真資料集成』(国書刊行会、2016年),『古写真・絵葉書で旅する150年』(勉誠出版,2018年),『よみがえる 沖縄 米国施政権下のテレビ映像』(不二出版,2020年),『視覚台湾:日本朝日新聞社報導影像選輯』(中央研究院台湾史研究所,2020年)など多数.


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