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アフリカを中心に甚大な農業被害をサバクトビバッタ。 [農から見つめる]

アフリカを中心に甚大な農業被害をもたらしているサバクトビバッタ。エチオピアやケニアなど西アフリカからインドにかけて大量発生している。1日の移動距離は最長で130キロに達し、移動しながら農産物などを食害する。

エチオピア東部とソマリアでは11月中旬、広範囲に頻繁な降雨でバッタ繁殖の好条件が整った。両地域では現在、ホッパーと呼ばれる幼虫が群れを形成している。一部の群れは、強い南風で既に紅海を横切り、イエメンの内部からサウジアラビア南西部に移動した。12月末には群れの本格的な移動が始まり、エリトリア、スーダン、ケニアなどに飛来する恐れがある。
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適切な防除対策を講じないと、食料不安人口が350万人増え3900万人の可能性があると、国連食糧農業機関(FAO)はしている。被害が最も大きいエチオピアなどで監視・防除を強化するには新たに4000万ドル(約41億円)が必要だとし、各国の支援をFAOは呼び掛けている。
日本農業新聞12月20日 https://www.agrinews.co.jp/p52713.html

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