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原発難民 放射能雲の下で何が起きたのか -2012 [福島第一原子力発電所事故(2011)]

原発難民 放射能雲の下で何が起きたのか -2012/10/16
烏賀陽 弘道  (著)
 Kindle版がある


新書絶版
出版社: PHP研究所 (2012/10/16)
ISBN-13: 978-4569804170
発売日: 2012/10/16
梱包サイズ: 17.2 x 10.6 x 1.4 cm: 224ページ


新潟市図書館収蔵

蔵館  所蔵場所  請求記号  資料コード
東プラ   一般 /369/ウ/  1231000122230
西川  新書  /369.3/ウ/  1811000035760
 原発  /369/ウ/  1841000165391

 

原発難民 放射能雲の下で何が起きたのか (PHP新書) Kindle版L.jpg目次
プロローグ すべては放射能雲の予測ミスから始まった
(福島第一原発から流れ出た放射性物質の行方 犠牲者を増大させた政府の二重の過ち ほか)
第1章 福島第一原発が見える町
(一時帰宅に許された時間は五時間 線量計が毎時二〇マイクロシーベルトを指した ほか)
第2章 絆を引き裂かれた避難者たち
(すべて自腹で避難を強いられた人たち 「地元に帰らず、ホテルに住めていいねえ」 ほか)
第3章 そのとき南相馬市・飯舘村では
(国道沿いの店はすべて明かりが消えていた なぜ、スーパーや銀行は店を閉めたのか? ほか)
第4章 被曝者も避難者も出さない方法は、確実にあった

(放射能雲が北西方向へ流れることは予測できた 法律はきちんと決めていた ほか)


内容紹介 誤解、偏見、差別、対立、いじめ…。福島第一原発事故によって絆を引き裂かれ、いまだに苦しみの渦中で喘いでいる「原発難民」たちの姿をレポートする。ニュースサイト『JBpress』掲載をもとに書籍化。

 被曝は「人災」だった。誤解、偏見、差別、対立、いじめ……絆を引き裂かれた苦しみは続いている。「地元に帰らず、ホテルに住めていいねえ」「東電からいっぱいもらっているんでしょう?」「放射能が移るから近寄るな!」――何気ないひと言や所作に原発被災者たちは疑心暗鬼となり、神経をすり減らす。誤解や偏見は差別やいじめへと発展する。そのストレスは計り知れない。「避難すべき人が避難できずに被曝した」「必要のない人に避難を強制した」。福島第一原発事故で、政府は二重の誤りを犯した。ある人は「被曝」というかたちで犠牲になり、ある人は「避難」というかたちで家や仕事を奪われた。「真実を知ってほしい」。絆を引き裂かれた住民の心は、いまだに苦しみの渦中で喘いでいる。「3・11」以後、南相馬市、飯舘村、双葉町など原発事故被災地はもとより、山形県、埼玉県、群馬県といった避難先を取材しつづけたジャーナリストが緊急報告。


著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
烏賀陽/弘道 (うがや ひろみち)
ジャーナリスト。1963年京都市生まれ。86年京都大学経済学部卒業後、朝日新聞社に入社。5年間の新聞記者生活を経て、91年から2001年まで『アエラ』編集部記者。同誌では音楽・映画などポピュラー文化のほか医療、オウム真理教、アメリカ大統領選挙などを取材。03年にフリーランスになり書籍を中心に執筆活動を続けている。3.11後は岩手県、青森県、福島県の津波被災地で取材したほか、福島県に通い続けて原発災害の実態を記録している。著書に『報道の脳死』(新潮新書)、『福島飯舘村の四季』(双葉社)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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