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イスラームはなぜ敵とされたのか-- 臼杵 陽 [ユーラシア・近東]

イスラームはなぜ敵とされたのか 憎悪の系譜学
著者 臼杵 陽 /ウスキあきら
出版者 青土社
出版年 2009.8
ページ数 289,8p
ISBN 978-4-7917-6492-1
新潟市立図書館収蔵 坂井輪館 /319/ウ/

内容紹介
 味方か、さもなくば敵この論理が無数の惨劇の引き金となった。いまや「対テロ戦争」として世界中に拡大するにいたったイスラームへの迫害。
そして、その根底にある排除の力学。中東紛争以前の反ユダヤ主義から現在まで続く暴力の連鎖を、歴史・思想・政治などあらゆる側面から徹底的に解明する著作。

著者紹介 臼杵 陽 /ウスキあきら
1956年生まれ。東京大学大学院国際関係論博士課程単位取得退学。佐賀大学、国立民族学博物館などを経て、日本女子大学文学部史学科教授。京都大学博士。専攻は中東地域研究(本データはこの書籍に掲載されていた)


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目次紹介
新たな「敵」としてのイスラーム
第1部 ヨーロッパと「地中海」
イスラモフォビアと反セミティズム
;中東をめぐる反ユダヤ主義と親ユダヤ主義の共犯
;オリエントの「文明化」
;「アラブ問題」の発見
;「地中海」の分断;ヨーロッパのエルサレム
第2部 アメリカと日本
ネオ・オリエンタリズムの台頭
;戦争を正当化する「中東研究」
;「民主化」がもたらした「新世界無秩序」
;文明の衝突から文明の共存へ
;日本でいかにイスラームを語るか

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