女性から描く世界史ー17~20世紀への新しいアプロ-チ [ユーラシア・米両大陸・アフリカ]
女性から描く世界史
17~20世紀への新しいアプロ-チ
著者1 水井万里子 /編, 伏見岳志 /編, 太田淳 /編, 松井洋子 /編, 杉浦未樹 /編
出版年 2016.3
出版者 勉誠出版
一般件名 女性‐歴史 , 世界史‐近世 , 世界史‐近代
ページ数 15,289p
大きさ 21cm
ISBN 978-4-585-22142-5
県立図書館収蔵 NDC分類(9版) 367.2
内容紹介
内容紹介
今日まで描かれてきた世界史の中に、女性たちの姿をくっきりと見出すことは容易ではない。世界史の研究・叙述の新たな方向性が検討される現在、「女性とともにある」世界史の叙述は可能なのか。東南アジアから、アジア諸地域、ヨーロッパ諸地域、中南米までを視野に入れ、中心をずらし、女性から描く新しい世界史叙述、史料の制約が前提となる、世界各地の女性のライフイベント比較史、異文化接触地域における女性たちの可視化、という3つのアプローチから、世界史の中に女性を見出すための新たな方法を探る。
内容一覧
タイトル 著者名 ページ
東南アジア女性はどう描かれてきたか 太田淳/著 3‐17
近代インドネシアにおける民族主義の展開と「混淆婚」 弘末雅士/著 18‐33
オランダ領東インドにおける婚姻規定の歴史的変遷 吉田信/著 34‐50
近世ケ-プタウン女性の家財運用 杉浦未樹/著 51‐74
近世オランダ都市女性の経済的機会 ダニエラ ファン デン ホイフェル/著 75‐97
オスマン帝国の女性と教育 長谷部圭彦/著 101‐114
ジェンダ-史としての植民地朝鮮教育史 金富子/著 115‐127
スペイン領メキシコの相続制度に関する諸問題 伏見岳志/著 128‐144
ムスリム女性の財産獲得 阿部尚史/著 145‐166
近代市民法の成立と女性の財産権 三成美保/著 167‐179
境界を表象する 村尾進/著 183‐205
人の移動と境界の場の男女関係 松井洋子/著 206‐219
イギリス東インド会社の初期インド植民都市建設と女性 水井万里子/著 220‐237
「境界」を考える 和田郁子/著 238‐254
英領インドにおける〈植民地的遭遇〉と女性たち 水谷智/著 255‐273
2021-05-13 11:00
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