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崩壊した「中国システム」とEUシステム - 主権・民主主義・健全な経済政策ー2019その参 [ユーラシア・米両大陸・アフリカ]

崩壊した「中国システム」とEUシステム - 主権・民主主義・健全な経済政策
荻野文隆編 F・アスリノ ほか
藤原書店
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出版社からのコメント
米ソ冷戦の崩壊からほぼ30年を経た2019年、アメリカを軸とした地球規模でのグローバル化の時代を経験してきた世界は今や、大きな方向転換を開始している。
米ソ冷戦の終結のあと進行したグローバル化の時代が終わり、国民経済の強化とともに、国民社会の主権と民主主義の奪還のための新たな時代に向かおうとしている。
そんな文脈の中で、フランソワ・アスリノの過去12年に及ぶ「人民共和連合」の運動は、フランス並びにヨーロッパ統合の現状を理解する上で極めて的確な分析を提供してくれる。
さらには、緊縮財政と消費増税というデフレ化政策によって破壊されてきた日本社会が、未だにその負のスパイラルからの脱却が全く見通せない現状の構造を理解する上でも多くの示唆を与えてくれるものである。
(荻野文隆)
筆者プロフィール
●荻野文隆(おぎの・ふみたか)
1953年生。東京学芸大学特任教授。フランス文学・思想。パリ第三大学文学博士。共著に『他者なき思想』『来るべき〈民主主義〉』(藤原書店)『多言語・多文化社会へのまなざし』(白帝社)『パリの街角で(音声ペンで学ぶフランス語入門)』(両風堂)他。訳書にトッド『世界の多様性』(藤原書店)他。
●フランソワ・アスリノ(Francois Asselineau)
1957年生。「人民共和連合」(Union Populaire Republicaine : 2007- )創設者、結党以来の党首。元フランス財務省財務上級監査官。HEC経営大学院、国立行政学院卒。1980-82年、在日フランス大使館経済担当官。2017年フランス大統領選挙公認候補、2019年ヨーロッパ議会議員選挙候補。

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